お正月の季節になると、多くの方が年賀状を送ります。
新年の挨拶もかねて、友人や親戚などに向けて作成しましょう。
元日に届けるためにはそれまでに作成し投函する必要があります。
しかし、その時期に間に合わない場合もあるでしょう。
そこで、その場合の書き方や元旦とはいつかといったことも含めてご紹介します。
□元日、元旦、正月とは?
正月はともかく、元日と元旦は違う意味になることをご存知でしょうか。
元日、元旦、正月の違いと意味についてここで押さえておきましょう。
まず「元日」とは年の初めの日のことを指します。
つまり1月1日全体のことを言います。
一方、「元旦」とは1月1日の朝のことを指します。
そのため、1日の午後になると元旦とは言えなくなるので注意しましょう。
マナーの観点からいえば、投稿が遅れて1月1日以降に届く年賀状にはその表現はふさわしくありません。
しかし、元日に配達される年賀状はほとんど午前中に届くため、「元旦」とするのが一般的です。
さらに現在では、元日と元旦は同じように扱われるようになりました。
そのため、表現を間違えたとしても特に失礼な意味にとられることはほとんどなくなりました。
目上の方に送る時以外は特に気を付けるべき点とは言えないかもしれません。
また、正月とは本来は1月の1か月間のことを示します。
近年では、関東地域で1月1日~7日まで、関西地域では1月1日~15日までの「松の内(門松やお正月飾りを飾っておく期間)」のことを言います。
年賀状を書く際はこれらの時期や期間について押さえておくといいでしょう。
□年賀状が届くタイミング別の注意点とは?
年賀状を書く際には届くタイミングによって様々な表記に注意する必要があります。
それをここで押さえておきましょう。
まず、年賀状が元旦・元日に届く場合です。
この場合は、前項でもご紹介した通り、年賀状を書く際に「元旦」や「元日」のいずれを表記しても問題ありません。
しかし、ここで1月2日以降に年賀状が届く場合には注意する必要があります。
投函が諸事情によって遅くなったり、年賀状を出していなかった相手に返信したりする際には「元日」や「元旦」といった表記は扱えないことを押さえておきましょう。
その代わりに「令和〇〇年 吉日」や「令和〇〇年 新春」などと書き添えます。
期限としては「松の内」までに送ることを意識しておきましょう。
それ以降は寒中見舞い、もしくは余寒見舞いとして送る必要があります。
その際に遅れてしまった旨とそのお詫びを書いておくといいでしょう。
□返事が遅れた際の書き方のマナーとは?
では、年賀状を返すのが遅れてしまった場合の具体的な書き方はどのようなものなのでしょうか。
ここでご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
目上の方に返事を書く際は「新年のご挨拶が遅れたこと深くお詫び申し上げます」といった言葉、親しい友人や知り合いの場合は「ご挨拶が遅れてしまってごめんなさい」といったような言葉を添えるといいでしょう。
3が日中に届く程度の遅れであればこの一言は必要ないかもしれません。
また、表現が堅いと距離を感じさせてしまうこともあるので注意が必要です。
松の内を過ぎてしまった場合は寒中見舞いとしてはがきを出すのが一般的です。
その際に「ご挨拶が遅れ失礼致しました」といったような一言を添えます。
また、寒中見舞いを送る際は年賀状ではなく、官製はがきなどを使用することに気を付けておきましょう。
□まとめ
年賀状は元旦に届くように作成します。
元旦とは1月1日の朝のことを指します。
諸事情でこの日以降に相手に届く場合は、書き方に注意しましょう。
一言お詫びを添えておくことがポイントです。
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