論文やレジュメを作る際に問題提起を切り口にすることは多いです。
そこから議論を展開していく場面も多々あります。
レジュメであれ論文であれその書き方には様々な注意点が必要でしょう。
そこで今回はレジュメの問題提起についてご紹介します。
□問題提起とは?
まず、問題提起とはいったい何なのかここで押さえておきましょう。
「問題提起」とは問題や課題を相手に投げかけるものです。
つまり、問題の大小に関わらず、現状の疑問や悩みなどを議論するために最初の切り口として使われるもののことを指します。
また、多くの人が気付かない点に注目して、課題として挙げるための観察点であるといった性質を持っています。
しかし、自分だけがその事柄を問題と感じ、周りが全くそう感じない場合は問題提起に失敗するかもしれないため、注意が必要でしょう。
問題点を問題として認識してもらうためのアピールが必要になります。
また、この他にも問題提起の意味としてロジカル思考の過程であるといった側面もあります。
ロジカル思考では問題提起をし、その原因と背景から解決策を導くことが求められます。
そのため、問題提起はロジカル思考の過程の一つともいえるでしょう。
問題提起は日常的にはあまり用いられるものではありませんが、ビジネスやアカデミックの場面ではよく用いられる表現です。
例えば、職場で新しいプロジェクトが始まる際に何が問題か自分で考えて提案しなくてはならない場面などが考えられるでしょう。
さらに具体的に例を挙げてみましょう。
仮に「職場での人間関係を良好にしたい」という希望があったとします。
そこで懇親会を開く流れになった場合、「本当に懇親会を開くことで人間関係は良好になるのか」と課題を挙げるのであれば、これが問題提起になります。
□問題提起を行うポイントとは?
問題提起の様々な意味を把握し、それがはっきりイメージできたのであれば、問題提起を行う際のポイントについてここで押さえておきましょう。
まず一つ目のポイントは世間で賛否両論があり、議論になることがあるといったことです。
例えば、「会社に女性はいらない」といったようなほとんどの方が反対するような問題提起を行っても、暴論にしかならないでしょう。
また反対に「世界は平和がいい」といったような多くの方が賛成するような問題の場合、その議論展開はありきたりなものになります。
意見が二極化するようなテーマを取り上げる方が面白い結果を得られるでしょう。
次のポイントは切り口の内容が個人的な好みでないことです。
問題提起とは常識の範囲内で汎用性のある内容でなくてはなりません。
自分の好みを問題提起にしても議論への積極的な参加者はほとんどいないでしょう。
また、レジュメではどのように問題提起を行うのでしょうか。
レジュメには報告型と論証型の2種類の方法があります。
報告型というのはある対象となる事象・現象についての現状や仕組み、原因、社会的影響を整理して報告することが求められるものになります。
また、論証型というのはその事象・現象について事実や経緯を検討(問題提起)し、書き手に賛否や解決策など、結論を決める(主張する)ことが求められます。
この論証型において、問題提起が求められるでしょう。
この際に注意しておくべき点は、問題点を絞るということです。
問題点が多すぎると主題がぶれてしまい、主張部分の方向性がずれていく可能性があります。
□まとめ
問題提起は問題や課題を相手に投げかけることを意味します。
問題を取り上げる際も賛否両論あるようなテーマを選択したり、切り口に個人的な好みを持ってきたりしないようにしましょう。
また、レジュメを書く際には問題点を絞るといった部分も重要です。
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