レジュメの基本構造を理解しよう!作り方の注意点についても紹介します!

「レジュメの作成における注意点って何があるのかな」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
今回はレジュメの基本構造から作成時の注意点について紹介します。
レジュメ作成でお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

□レジュメについて知っておこう

そもそもレジュメとは、文章を要約したものです。
レジメとも言われますが、どちらも要約や概要といった意味です。
最近では、外資系企業が日本進出をしてきている影響もあり、レジュメといった言葉は履歴書などと解釈されるケースもあります。

レジュメの目的としては要点や必要事項を簡潔にまとめることにあります。
会議の準備においても、会議の議題の趣旨をまとめたレジュメを作っておくと要点が分かりやすくなりますよね。
似たような言葉としてアジェンダがあります。

アジェンダとは簡単に言えば、行動計画や予定表のことです。
ここで言われる行動計画とは、会議や打ち合わせを行うために何の議題について話し合うのかを明らかにした計画のことです。
つまり会議の議題が明記された資料といった理解で良いでしょう。

□レジュメの構造について

ここまではレジュメやアジェンダとは何を指すかについて大体ご理解頂けたかと思います。
続いてはレジュメの内容として何を書けば良いのか、基本構造について紹介します。

1つ目は表題です。
表題とは一番はじめに目を通す部分であり、最も基本的な情報を書きます。
ここではタイトルや発表者が所属している部署、名前を書くため間違いがないよう確認をしましょう。

2つ目は目的です。
標題を選定した理由や経緯、達成したい目的を伝えます。
調査をした結果やそこから導き出されることについても簡潔に述べます。

3つ目は内容です。
取り扱った問題や成果など最も重要な部分を書きます。
内容は箇条書きで簡潔に書くことを心掛け、個人的な感想は書かないようにしましょう。

4つ目は用語の解説です。
発表をする中で、分かりづらい用語や難しい用語がいくつか出てくるでしょう。
しっかり理解してもらうためにもそういった言葉の補足が必要です。

用語の理解に役立つ資料があれば載せておくと良いでしょう。
しかし、あくまで補足ですので難しい用語はあまり使用しないでください。

5つ目は参考文献です。
発表において参考にした文献があれば最後に明記しておきましょう。
引用の場合では書き方に注意しなければいけないことがあるため調べておきましょう。

□注意点についてご紹介!

ここまではレジュメの基本構造について紹介しました。
最後にレジュメを作る際の注意点について紹介します。

1つ目は、全体の口調は統一することです。
一般的には断定の口調が良く使用されています。
口調に統一感がないと、読み手は途中で違和感を持ち、内容が入ってきづらいです。

2つ目は、図や表を入れる場合は「図1」「表1」のように通し番号や表題を付けることです。
せっかく図や表を入れても、それがどの文章で説明されているか分からないと読み手は困惑するでしょう。
図や表には番号をつけ、「図1をご覧ください」などちょっとした説明があれば親切です。

3つ目は、引用の分量はほどほどにすることです。
レジュメを作る上ではあまり引用をしないようにしましょう。
参考程度に自分の言葉で書くことが大切です。

またレジュメは目的によって書き方は変わります。
通常は要約して相手に配るためのものですので、必要な時に必要な人に配るように心掛けておきましょう。

□まとめ

今回はレジュメの基本構造や作り方の注意点について紹介しました。
レジュメの目的や構造について大体お分かり頂けたかと思います。
当社では、レジュメの印刷も行っております。
完成したレジュメを印刷する際はぜひいんさつ工房にご相談ください。