プレゼン資料が見やすくなるフォントとは?それぞれのフォントの特徴を解説!

「見やすいプレゼン資料を作りたいけど、意識するべきことがわからない」
このようにお悩みの方はいませんか。
プレゼン資料を作る際、フォント選びが重要です。
この記事ではフォント選びで意識するべきポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

□プレゼン資料のフォント選びにおいて重要な考え方とは?

プレゼン資料のフォントを選ぶ上で、意識するべき考え方は「再現性」と「視認性」です。

1つ目のポイントは再現性です。
ここで言う再現性とは、自分のPCで作成した資料が他のPCでも安定して同じ見た目で表示できることです。
再現性は、見やすい資料を作る上で非常に重要な要素です。
たとえ、自分のPCで見た目の良い資料を作れたとしても、他人がそれを再現できなければ意味がないからです。

たとえば、プレゼン資料を他人と共有するケースを考えてみましょう。
社内だけではなく、クライアントに送付したり、セミナーではあらかじめ会場に用意されたPCを使用したりすることが考えられます。
資料を出力する際に見た目が変わるようなことがあっては、本来自分が伝えたいことを正確に伝えられない恐れがあります。

したがって、プレゼン資料のフォント選びにおいて、再現性は重要なファクターと言えます。

2つ目は視認性です。
視認性とは、どれくらい文字が見やすいかということです。
視認性が低いと、たとえ資料の内容が素晴らしいものであっても、情報を正確に伝達できません。

実際、プレゼン資料はA4サイズから、大規模な会場のプロジェクター投影までさまざまなシチュエーションで使用することが想定できます。
その際に極端に細い文字や太い文字、変形がかった文字を使用すると視認性が悪くなってしまいます。

できるだけ短い時間で伝えたい内容を正確に伝えるには、ひと目見ただけですぐに理解できるような、オーソドックスな書体を使用するのが良いでしょう。

□フォント選びで重要なポイント

フォント選びで重要なポイントは以下の2つです。

・パワーポイントでは明朝体ではなくゴシック体
・中でもユニバーサルフォントを使用するのがベター

それぞれ詳しく解説します。

*パワーポイントでは明朝体ではなくゴシック体

皆さんは代表的なフォントと聞かれて何を思い浮かべますか。
多くの方は明朝体やゴシック体を思いつくでしょう。
ではこれらの特徴とはいったい何なのでしょうか。
明朝体は、横線が縦線より細く、右端に「うろこ」と呼ばれる飾りがあります。

このフォントの特徴は全体的にシャープな印象を与え、可読性が高いことです。
新聞や論文によく使用されるフォントです。
ゴシック体は、横線と縦線の太さが等しく、視認性が高いことが特徴です。
新聞の見出しや看板によく使用されます。

これらの特徴から、明朝体は「読む」ことに適している一方で、「見る」ことには適していないと言えます。
プレゼンにおいて、話すことがメインでスライドは補助的な役割を果たします。

そのため、プレゼン資料は「読む」ことよりも「見る」ことが求められるのです。
このことから、視認性に優れているゴシック体がプレゼン資料では適しているでしょう。

*中でもユニバーサルフォントを使用するのがベター

とはいえ、ゴシック体の中にも種類があります。
その中でも「ユニバーサルフォント」の使用をおすすめします。
ユニバーサルフォントとはその名の通り、どの年齢層の方でも視認性が高いフォントのことです。

したがって、これを使用すると見る方がストレスなく、情報を頭に入れられます。
具体的には「メイリオ」や「游ゴシック」がユニバーサルフォントにあたります。
メイリオは明瞭が語源であり、見やすさを追求したフォントです。
游ゴシックは遠くからでも見やすく、洗練された美しさを持つフォントです。

□まとめ

フォントを選ぶ上で、「再現性」と「視認性」が重要なファクターであることをわかっていただけたでしょうか。
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