「冊子の作成を考えているが、製本作業は自分で行える?」
「糊付けを自力でするか、業者に頼むかどちらがいいのだろうか。」
冊子を作る機会は多くありますよね。
セミナーを開くときや個人勉強会を行うときなど、自分で用意した教材を冊子状にしたいと思う人は多いと思います。
しかし自力で冊子を作れるのか、業者に頼んだ方がいいのか、なかなか分からないと思います。
そこで今回は、製本で一番簡単な糊付けを行う方法と業者に頼んだ際のサービスについてご紹介いたします。
□糊付け製本とは
*特徴は?
1枚1枚のページの側面に糊を付け、接着させる方法です。
冊子にしたい中身を最後に表紙で包みます。
針金や紐を使わないのが特徴で、リサイクル100%です。
糊付けという言葉から、剥がれやすいのでは、と不安に思うかもしれませんが、接着剤を使用するのでその心配もほとんどありません。
*メリットは?
ホッチキスで止めるとき、厚すぎて止まらない、という経験をされた方は多いと思います。
糊付けではそのような心配がありません。
そのため、厚みのある冊子でも製本を行えるのです。
また、背表紙が作れるというメリットもあります。
本棚に収納する際に、何の冊子なのか一目で分かれば探す必要もなくなります。
また高級感も出せるでしょう。
□糊付けを自分でする方法
まず、歯ブラシ、糸のこ、大型クリップ、木工用ボンドやでんぷん糊などの接着剤を用意します。
大型クリップは、冊子にしたい枚数が固定される大きさのものにしましょう。
印刷したページをクリップできっちり止め、糸のこで等間隔に切り込みを入れましょう。
その後歯ブラシで木工用ボンドなどの接着剤を背に塗り、固めます。
表表紙、背表紙、裏表紙の3面を1枚の表紙で包み、接着剤で接着すれば製本は完了です。
この時糊が乾ききらないまま動かしてしまい、表紙と中身がずれてしまうということもあるので、糊が乾くまではしっかり固定することが大切です。
□当社 いんさつ工房のサービス
では業者に依頼した場合はどのような製本が行われるのでしょうか。
いんさつ工房では3つの糊付け製本サービスを行っています。
特色は仕上がりア早くて ローコストであるということです こちらをクリック⇒ ”糊付け製本”
*天糊製本
冊子の背にあたる部分に接着剤を付け、製本する方法です。
主に単票の冊もの形式の製本様式です。
*テープ製本
専用の製本テープを使い、表紙を含む冊子全体をテープで包む方法です。
大学ノートをイメージしていただくと分かりやすいと思います。
そこまで枚数がない場合は、この製本方法が適していると言えます。
そのため、教材用テキストや資料冊子に最適です。
*くるみ製本
無線とじとも言われます。
上で紹介した自力で行う方法を、代行するものと思ってください。
厚めの表紙に、接着剤を用いて中身をくっつけます。
背の部分に糊を均一に塗ることで表紙とくっつけた際の凸凹間をなくし、専用の機械でプレスすることで見た目も綺麗な仕上がりになります。
また、糊が乾くまでしっかりと固定するので、剥がれてにくくなりますが切り込みは入れません。
その代わりにホッチキス留め処理をする場合がございます
きざみを入れる場合に比べて格段に速く、ローコストになります
業務用の強力な接着剤と機械を用いて、自力ではなかなか作れない綺麗な仕上がりでご提供いたします。
□まとめ
今回は、糊付け製本についてご紹介いたしました。
自力で行う方法と、業者に依頼する方法をご理解いただけたかと思います。
自力での作成は、費用は抑えられますが手先の器用さと多くの時間を必要とします。
製本作業に時間を割けない、多くの冊子を用意する必要がある等といったお客様は、業者に依頼することをおすすめします。
更に当社では、少量の注文も承っております。
見積りもご用意しておりますので、製本をお考えのお客様はぜひ当社までお問い合わせください。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。 こちらをクリック ⇒ ”糊付け製本”