「業者に印刷を依頼したいけど、印刷の種類が分からない。」
「用途に合わせて最適な印刷方法を選びたい。」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
印刷業者が行う印刷方法にはいくつか種類があります。
そこで、今回は印刷の方法や種類について解説します。
□利用目的による印刷方法の種類
印刷の方法を選ぶ際、利用目的に注目することで、最適な印刷方法を選べます。
例えば、教科書や雑誌を作るために印刷を考えている方には、活版印刷やオフセット印刷がおすすめです。
活版印刷とは、古くからある印刷方式です。
版画のように、凹凸のある版にインクを付け、紙に印刷を行います。
活版印刷は、印刷時に使用する版に耐久性があり、大量に印刷すれば1枚あたりのコストが下がるため、印刷する枚数が多い際に役立ちます。
生活の中で使用する印刷物に多く採用されている印刷方法であるため、段ボールやレジ袋に印刷されている文字、新聞紙などに採用されています。
次に、オフセット印刷は、最近人気がある印刷方法です。
オフセット印刷とは凹凸のない版に、油を利用することで、インクを弾くスペースを作り、印刷を行う方法です。
オフセット印刷は、直接版に用紙を押し付けて印刷しないという特徴があります。
そのため、版の劣化が少ないというメリットがあるため、大量の印刷に対応できる印刷方法です。
オフセット印刷は、最も利用されている印刷方法で、様々なものに利用されています。
例えば、パンフレットやちらし、カレンダー、書籍に使われています。
次に、布や看板など、紙以外のアイテムに印刷したいと考えている方は、謄写印刷がおすすめです。
謄写印刷は、油紙などのインクが通り抜ける性質を利用した印刷方法です。
この印刷方法を使えば、表面に凹凸のあるアイテムや布地に印刷ができます。
そのため、Tシャツや看板、ステッカーなどの特殊素材への印刷として人気があります。
事務用品への印刷は、専業化されているため、一般印刷会社に依頼しましょう。
事務用品とは、名刺や封筒、手帳、伝票などを指します。
会社名や住所を印刷したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
オフィス用品を得意としている印刷会社は、ウェブサイトやパンフレットで、今まで手がけた商品やサンプルを確認できる場合があるため、会社選びの参考にしましょう。
□機械方式による印刷方法の種類
印刷方法が特殊だったり、特別な処理が必要だったりする場合は、機械の方式によって呼ばれ方が変わります。
シールやラベルのようなアイテムを印刷する場合、のりが付いた面の剥離紙に印刷をしたり、シールのカットやパンチまで一貫して行えたりする特殊な機械が使用されるため、まとめてシール印刷と呼ばれています。
次に、オンデマンド印刷とは、デジタルデータからそのまま印刷を行う印刷方法です。
実は、家庭用の印刷機のほとんどが、オンデマンド方式で作られており、業務用のオンデマンド式印刷機も、同じ仕組みを用いてプリントを行います。
業務用のオンデマンド式印刷機は、家庭用のものと比べて、仕上がりのクオリティが格段に良くなります。
オンデマンド式印刷は、技術が日々進化しており、仕上がりが年々向上している印刷方法です。
版を作らず印刷が行えるため、印刷物が出来上がるまでの期間が少なくて済むという特徴があります。
また、印刷の仕上がりは、オフセット印刷に似ていると言われています。
□まとめ
今回は、印刷の方法や種類について解説しました。
印刷方法の選び方についてご理解いただけたでしょうか。
当社では、社内報やパンフレットなどの印刷を承っております。
印刷から製本まで、当社にお任せください。
無料の見積りもご用意しておりますので、印刷や製本をお考えの方は当社までお問い合わせください。