小冊子を印刷して社内マニュアルやカタログを作りたいと考えたことはありますか?
マニュアルやカタログは一見作るのが難しそうですが、作り方のコツを知っておくとすぐに作れます。
そこで今回は社内マニュアルやカタログを作るときのポイントについて解説します。
□社内マニュアルの作成方法
社内マニュアルを見やすくするために意識するポイントについて解説します。
まずは3つのマニュアルの形式を紹介します。
内容に合わせて使い分けましょう。
1つ目は文章形式です。
文章形式は社内ルールなどを詳しく書きたいときにおすすめです。
文章をダラダラと書かずに箇条書きなども使い、分かりやすくしましょう。
2つ目はフローチャート形式です。
作業の流れが目で見てすぐに分かるというメリットがあり、全体の過程のイメージがつきやすいです。
あまりにシンプルに書いてしまうと文が少ないことで情報量が減ってしまうため、注釈やメモ書きのような追加情報を載せると良いでしょう。
3つ目は図を入れた形式です。
流れではなく状況を絵で見せられるので、フローチャートと同様にイメージがつきやすいです。
図を入れた形式も文がないと情報量が少なくなるので、周囲に説明を加えるなどの工夫をしましょう。
社内マニュアルを見やすくするために意識すべきポイントは、見出しを階層に分けることです。
大きな見出しの中に小さい見出しがいくつか入っているという仕組みを作ることで、情報が整理され読み手が読みたいところを見つけやすくなります。
また、見出しで字のフォントや太さ、色を変えて見やすく作ることもポイントです。
大きな見出しは小さい見出しにどんな情報が載っているかを、抽象的に示す必要があるので注意しましょう。
最後に視線を意識したレイアウトも重要です。
一般的に文章で使われる横書きは左から右へ読み、どんどん下に進めていきます。
このときに読み手がスムーズに進められるように、レイアウトを構成します。
文章だけの場合は意識せずともできますが、図や写真のある場合に文章を入れる箇所を間違いやすいので注意しましょう。
□社内でカタログを印刷することについて
*カタログ印刷は自社で可能なのか
自社のカタログを作るときに、自社で行う方法と業者に委託する方法があります。
業者に委託すると、完成後にイメージとのギャップが生じやすくなります。
また、商品は常に更新され続けるので、新商品の発売や発売停止など情報を変更するときに作り直す必要があります。
このときに毎回業者に委託していると、余分な手間が取られるため、自社でカタログを作っている会社が多いです。
*カタログはどう作るのか
カタログは商品や会社の紹介をするときに使われることが多いですが、状況によってはパンフレットやリーフレットに代替されます。
カタログとパンフレットの作り方は似ていますが、カタログの方が情報量が多いので、商品やサービスをどれだけ魅力的に見せられるかが重要です。
上質なカタログを作るためには、会社のコンセプトの部分で商品やサービスにキャッチコピーをつけるなどして、興味をもたせる工夫をしましょう。
実際に商品をラインナップしているページでは、情報を書きこみすぎるのではなく、類似する商品との比較や商品がもつ機能を箇条書きするなどコンパクトにすると読みやすいです。
*カタログのベストな印刷方法
カタログを作るときは印刷方法にもこだわりましょう。
冊子のとじ方は、中とじと無線とじがおすすめです。
中とじは少ないページ数に適したホチキスを使う方法で、無線とじはホチキスではなく接着剤でとじ簡単ですがページが開きづらいです。
作成するカタログによって使い分けましょう。
□まとめ
小冊子を印刷してマニュアルやカタログを作ることについて解説しました。
マニュアルでもカタログでも読み手に情報伝わりやすく、読みやすいものを作ることが重要です。