小冊子印刷を考えている方必見!おしゃれな小冊子を作るには?

小冊子を作るときにおしゃれにしてみたいと考えたことはありますか?
小冊子の印象は用紙の形や、モノクロにするかフルカラーにするかなど印刷の仕方によって変わってきます。
これらのコツを知っておくだけで簡単におしゃれを演出できます。
そこで今回はおしゃれな小冊子を作る方法について解説します。

 

□小冊子をおしゃれに見せる方法

小冊子をおしゃれに見せる方法として、モノクロにするのをおすすめします。
モノクロの特徴について解説します。

 

*モノクロ印刷のコストパフォーマンスはフルカラーの倍

印刷用紙の違いによっても価格は変動しますが、通常の用紙には大した違いはありません。
しかし、印刷するときの色でフルカラーとモノクロとでは価格に差があります。

フルカラーとモノクロでは2~4倍程度の価格差がありますが、モノクロは価格だけではなく白と黒を活かせるというメリットがあります。
フルカラーでは全体の色のバランスを気にする必要がありますが、モノクロで色のバランスに悩まされる心配はありません。

余白やフォント、タイポグラフィーだけでも膨大な数の構成パターンがあるので、フルカラーのときよりも工夫する必要があり、作り手のセンスが問われます。

モノクロは文字ばかりというイメージがありますが、白と黒のみであることを活かして上品なデザインを作れるため、工夫次第では十分に見やすいものを作れます。

 

*モノクロの冊子に合わせる表紙には色上質紙がおすすめ

クセがなくさらさらした紙で、淡い黄色や青、オレンジ、緑など色のバリエーションもさまざまです。
小学校や中学校で用いられる画用紙として使われているので、誰もが知っている紙ですね。
文字や線だけでなく、イラストも入れて印刷するのも小慣れた印象を演出できるので、挑戦してみましょう。

色上質紙の色にただ黒字で印刷するのではなく、グレーなど他の色のインクを使ってみると面白いです。
紙の色とインクが混ざった色の字やイラストが印刷されるので、独特の個性を発揮できます。
インクの濃度も変えながら、試してみてお気に入りのものを見つけましょう。

 

*モノクロは写真集にも向いている

写真集はフルカラーで作るのが一般的だと考えられていますが、時々モノクロの写真集も目にする機会があるのではないでしょうか。
モノクロはフルカラーよりも明暗がよりはっきりと出るので、表情などでより繊細な部分まで演出できます。

発色をあまり考えなくて良いので、上質紙などを使い雑誌のように仕上げるのも面白いですね。
カラーで撮られた風景や記念写真などもモノクロにすることで、スタイリッシュな雰囲気になります。
モノクロで写真集を作るなら、コントラストがはっきりしている写真を選びましょう。

 

□変形サイズでおしゃれに見せる印刷方法

冊子のサイズはさまざまですが、クリエイティブなものを作るなら正方形サイズがおすすめです。
正方形サイズはフォトブックや、アルバム、パンフレットなどによく使われていますが、特にパンフレットは美しさとおしゃれさをもつ企業に採用されています。

冊子が正方形になると、全体に可愛らしさとおしゃれさを演出します。
また同じ写真でも長方形から正方形に変えると、印象の変化をもたらします。

読み手に対して伝えたいメッセージが明確になり、企業や団体の世界観やデザインが読み手の心に残ります。
読み手に伝えたいメッセージがある場合は正方形サイズを使ってみてはいかがでしょうか。

 

□まとめ

今回は小冊子をおしゃれに見せるための方法について解説しました。
モノクロに印刷することでコストパフォーマンスを高め、用紙サイズを正方形にすることで読み手にメッセージをしっかりと伝えられます。
小冊子を作るときはぜひ今回の記事を参考にしてみてください。