小冊子の印刷を考えている方へ!レイアウトのポイントを解説

小冊子を作るなら素敵なものが作りたいと思う方は多いと思います。
そのためには、小冊子を役割を項目ごとに理解しつつ、レイアウトのポイントを押さえる必要があります。
そこで今回は小冊子の構成要素と、小冊子をレイアウトする時のポイントについて紹介します。

□小冊子の構成要素

*余白

マージンとも言われているスペースで、ページの何も書かれていない部分を指します。
ページいっぱいに文字が書かれていると非常に読みにくいですよね。
小冊子を読みやすくするために必要不可欠な要素だと言えます。

*版面

版面は文字や図が書かれている部分のことを指します。
論文ではタイトルや指名も版面として扱います。
版面に気を使ってレイアウトをすることで、紙面全体を綺麗に見せることができ、読みやすくなります。
また、版面は全ページでレイアウトを統一するようにしましょう。
例えば、図を左側に置いて説明文を右側に置くレイアウトを一度設定したら、以降のページも図が左、文が右というルールを守るようにしましょう。
こうすることで、読者はスムーズに読めるでしょう。

*ノンブル

ノンブルとはページ番号のことです。
ページ番号があれば、製本をする時に乱丁や落丁の防止に役立ちます。
また、読者もどこまで読み進めたか、確認がすぐにできるため、ノンブルがある方が丁寧でしょう。
ページ番号の振り方は表紙から数える方法と、表紙をページ番号に含まない方法の2種類があります。

*柱

柱はマージンに小さく書かれた章タイトルの総称です。
論文やテキストでは必ず書くことになっています。
記載する場所はノンブルの横やページの上部など、レイアウトに合わせて決められます。

□小冊子をレイアウトする時のポイント

まず、小冊子のレイアウトを考える時は「段に気をつけること」が大切です。
段とは同ページ内の途中で行が切り替わっているところです。
小説や参考書などは1段で構成されていることが多いです。
雑誌は同じページ内でも複数の段で構成されていることが多くあります。
これは、大きいサイズの冊子が1段で構成されていると、読みにくくなるからです。
また、小冊子では1段が一般的ですが、ページがあまりにも多いようであれば段を増やすことも検討してみてはいかがでしょうか。

次のポイントは「綴じ方に注意すること」です。
縦書きの場合は右綴じにして、横書きの時は左綴じにします。
縦書きのものを読む時は右から左に読むため、右綴じにすると読者は読みやすくなりますよ。
一方、横書きを読む時は左から右へ読むため、左綴じにしましょう。

次は「マージンを確保すること」です。
通常、A4サイズの冊子ではマージンが20ミリ程のレイアウトにするのが良いとされています。
また、マージンはページの4辺にあり、基本的に全てが同じ幅で作ります。
ただし、ページ数が多いと、ページを完全に開けなくなるため、背表紙に近いマージンを広く取るケースがあります。

□見開きのページをレイアウトする時のポイント

通常1ページずつレイアウトをしますが、大々的に伝えたいときなどには見開き1ページでレイアウトをすることもあります。
その時は「ノド」に注意する必要があるでしょう。
ノドとは冊子を開いて綴じている側のことを指します。
糊を使用して綴じている無線綴じでは、ページ数が増えるとノドが分厚くなるため、ページを大きく開くことが難しくなります。
この場合、ノド付近に文字が記載されていると、読めないため、その分マージンを広く取る必要があるでしょう。
また、ノドの部分に針金を使って綴じている中綴じは、冊子を完全に開けますが、ノドに版面があると見栄えが悪くなってしまうため避けた方が良いでしょう。

□まとめ

今回は小冊子の構成要素や、小冊子をレイアウトする上で気をつけるポイントをご紹介しました。
この記事を参考にして読者にとって読みやすい小冊子を作ってくださいね。

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