資料作成のポイント!スケルトンについて解説します!

資料作成の際には「スケルトン」が重要だ、というのはよく聞く話ではないでしょうか。
スケルトンは資料の骨子のようなものですが、なぜこちらが重要になってくるのでしょうか。
また、その組み立てはどのように行うべきなのでしょうか。
今回は、資料作成におけるスケルトンの考え方についてご紹介します。

□資料作成におけるスケルトンの重要性

そもそも、スケルトンとはいったいどのようなものなのでしょうか。
一言で言うと、スケルトンは資料の設計図のようなものです。
何を、どのよう流れで伝え、読み手にそのようなメッセージを伝えるかといった点の概要をまとめます。
スケルトンは資料のコンテンツを「目次レベル」と「概要説明レベル」で作成したものになります。
構想段階でこちらを明確にしておけば、上司からのフィードバックを早めに得て改善を繰り返すことが可能になるでしょう。

このように、スケルトンは資料の準備とクオリティーという点で、とても重要な役割を果たすものなのです。

□スケルトンはどのように考えるべきか

まず、スケルトンを考える前に情報を洗い出すことが必要です。
自分が伝えたいことやそちらに関連する事実をまとめておきましょう。
情報を洗い出せたら、そのなかでも重要だと思われるものを選び出します。
重要なものというのは、受け手に伝えておく必要性の高いものです。

このように必要性の高いものをまとめたら、大まかな構成を決めていきます。
具体的には、以下の3つの種類で構成ができます。

*主張/根拠型

こちらは、資料のなかでもよく使用されるスケルトンのパターンです。
受け手に伝えたいことを主張し、その根拠を示すという形になります。
資料では、受け手に理解をしてもらうこと、納得をしてもらうことが重要です。
そのためには、主張に確実な根拠を加えることがとても大切でしょう。

*目的/手段型

こちらは、課題に対する解決策の提示において使用されることの多いパターンです。
解決すべき課題(目的)が特定されて、それを目的とした解決策(手段)が示されるといった流れです。
資料の目的が具体的な施策を提案するケースでは、目的と具体的施策をセットで整理しておくのがおすすめです。

*全体/分解型

こちらは、全体像がいくつかのパーツによって構成される場合に用いられます。
はじめに提案の全体像を提示し、その後に各パーツの詳細を説明するという構成になります。
このパターンでは、時間軸で分解するというパターンがよくあります。
例をあげると、3ヵ年計画を提案し、まず3年間全体の説明、その後に各年度ごとの計画を説明するようなパターンがあげられるでしょう。

これらの3パターンを参考にして、資料づくりをしてみると受け手に納得感のあるものにできるかもしれません。

□スケルトンを考えた後には?

スケルトンで骨子を作った後は「ドラフト」と「フィックス」を行いましょう。
ドラフトは、スケルトンに沿って資料を一通り下書きする段階です。
手書きで作成し、修正しながら考えるのが良いでしょう。
その後、ある程度構成がまとまったらパソコンで作成を進めていきます。

フィックスでは、パソコンを用いていよいよ仕上げに入ります。
ここでは、配色やフォントについて確認を行っていきます。
文字は4色以内に抑えること、濃すぎるもしくは薄すぎる色を使用しないこと、フォントや配置が統一されていることを確認してみてください。

□まとめ

今回は、資料作成におけるスケルトンの考え方についてご紹介しました。
スケルトンの考え方を取り入れることで、より効果的な資料作成ができるかもしれません。
ぜひ、今回の記事を参考にして構想を練りながら資料づくりを進めてみてください。

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