文章を書く際にインターネットや文献から引用・掲載をする場合、著作権を侵害しないように注意する必要があります。
そのため、参考文献を示す際は正しく掲載する必要があると考えられます。
そこで今回は、資料作りのための正しい引用の書き方をご紹介します。
□引用する文献は信頼性を確認しよう
まず、文章を引用する際、許可を得ずに引用の枠を超えて長文を掲載することは無断掲載となります。
画像の場合も引用の表記が必要なものは元サイトを表記しましょう。
参考文献を明確に示しておくことで、記事の盗用やコピペを疑われるのを防ぐ効果があります。
しかし、記事の質を上げるのであれば、引用元の文献の信頼性も確認する必要があります。
ネットに書いている素人の文章を引用元にしても、その文章の信頼性が高いとは言えません。
むしろ信頼性を下げることになるでしょう。
ネットを検索すると様々な論文が出てきますが、素人が書いた論文が混じっていることもあるため注意が必要です。
WikipediaやNAVERまとめなどの個人サイトは一般人が編集・公開ができるため、信頼性が薄いと考えられています。
また、学内誌も信頼性は担保できないでしょう。
このような信頼性が担保できない記事を引用しないためにも、「専門性のある人が書いたものか」「専門性のある媒体で発行されているものか」「審査は入っているのか」といったポイントを確認する必要があります。
査読されて信頼性が担保された上で、外部に公開されている情報を引用するようにしましょう。
そのような信頼性のある情報かどうかの確認はその情報を引用する前に行うように注意しましょう。
なぜなら、仕上げの段階になってから信頼性の確認を行い、使えない情報だと判明した場合はその部分を全て書き直す必要があるためです。
引用する文章を選ぶ際は、常に引用元を確認するように癖づけておきましょう。
□参考文献の引用の仕方とは?
引用元の信頼性を確認したら、早速、参考文献を記載していきましょう。
参考元が本やデータベース、Webサイトによって書き方が異なります。
まずは本を引用・参照する場合です。
記載する順序は著者名、『書名』、版表示、出版社、出版年、総ページ数です。
また、複数著者がいる場合は著者を並べて記載する必要があり、著者名と著者名の間に和文著書の場合は「,」、欧文著書の場合は「;」を挿入して区切りましょう。
次にデータベースを引用・参照する場合です。
データベースは収集されたデータを一か所に集めて保管できるため、効率的に検索でき、類似データを一括で検索できます。
そのため、データベースから文章を引用する方も多いのではないでしょうか。
データベース全体を引用する際は、作成者名、情報源、データベース名、、入手先URL、(入手日付)の順に記載します。
一方、データベースの一部分を引用する際は、作成者名、題名、データベース名、出版社、入手先URL、(入手日付)の順に記載します。
最後にWebサイトを引用・参照する場合です。
これも2パターンあるので確認しておきましょう。
Webサイトそのものを引用する場合、ウェブサイト名、「該当ページのタイトル」、入手先URL、(入手日付)の順に記載します。
また、Webサイトから入手した文献を引用する場合、著者名、「文献名」、版表示、出版年、入手先URL、(入手日付)の順に記載します。
□まとめ
文章や画像を引用する際は、原則、参考文献として記載する必要があります。
また、引用する際もその情報の信頼性を確認する必要があるでしょう。
文章を引用する際は書き方が世界的に統一されているため、記載項目とその順番に注意する必要があります。
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